ストレスや生活習慣の乱れなどによって、20代、30代という若い男性であってもEDになってしまう人が増えています。
結婚して「そろそろ子供が欲しい」という時期が来たにもかかわらずEDが原因で子作りができないのは、大きな問題となってしまいます。
そして、「自分のEDのせいで妊娠ができない（そもそも性行為ができない）」というプレッシャーによって、余計に勃起不全は強まってしまうケースも多かったりします。
世の中には性生活が原因で別れてしまう夫婦がいるという現実もあるので、なかなか正直に打ち明けられないという男性も多いはずです。
しかし、正直に奥さんに相談し、協力してED克服を目指すことで、性生活を改善させられる可能性は飛躍的に高まるのも事実です。
このブログでは、そんな「夫婦で協力してEDを克服するという選択肢」について解説していきたいと思います。
目次
配偶者（奥さん）との性交で勃起不全になってしまう原因
過去の性交の失敗などのトラウマや日々のストレス、喫煙や飲酒、運動不足、食生活の乱れ、そして薬の服用によってEDとなってしまう人は、その原因を1つ1つクリアしていくことで改善できたりします。
しかし、普段はEDの症状がないにもかかわらず、子作りをしようとする時にEDの症状が現れてしまうといったケースもあるのです。
考えられる原因としては、以下のようなことが挙げられます。
配偶者（奥さん）に対するED
若い女性の画像や動画を見れば自然と勃起ができ、性欲自体も湧き上がってくるにもかかわらず、配偶者（奥さん）が相手となると勃起しなくなってしまうというケースがあります。
これは、一緒に居る時間が長く、女性としてではなくパートナーとしてしか見れなくなったことが原因であると考えられます。
妊娠に対するプレッシャー
夫婦で妊活を行っていく際、女性側の排卵日を計算しながら性交をする日を決めたりしますが、この計算しながら性交をするということがプレッシャーになったり性欲を妨げてしまうこともあるのです。
要するに、男性側が性交を愛し合うためのコミュニケーションや性欲を満たす行為として捉えるのではなく、「義務」と捉えてしまうことによって勃起不全に陥ってしまうのです。
過去に配偶者（奥さん）から拒否された経験によるもの
恋愛している時は気兼ねなく性交していたにも関わらず、結婚後はその回数が減ってしまうという夫婦は多いものです。
恋人から配偶者というパートナーへと関係性が変化したことが原因であったり、恋人の時のように2人の時間を楽しむのではなく将来を見据えた生活を送るようになることが原因でその回数が減ってしまうのです。
そういった結婚生活の中では、性交したいと思い奥さんに触れた時に、「今日は無理」と断られてしまうこともあったりするものです。
決して今後も性交したくないという意味ではないにもかかわらず、その1回の拒絶が精神的なショックとなり、いざ妊活を行う際にEDとなってしまうこともあるのです。
マスターベーションによるもの
結婚後成功の回数が減ってしまう夫婦は多いものですが、定期的に射精をしたいという願望があるケースが多いので、必然的にマスターベーションをすることとなります。
しかし、道具を使って強い刺激を与えたりすることで、マスターベーションでは勃起するのに性交の時に勃起不全となってしまうケースもあるのです。
解決策として
奥さんに正直に話し夫婦で協力してEDを克服する
男性のプライド的にもなかなかEDとなってしまったことを打ち明けるには難しかったりします。
しかし、前述したような原因によってEDの症状が現れてしまったのならば、自分1人で解決しようとするのではなく、夫婦で協力して解決していく方が良い選択だと言えるでしょう。
食生活を見直したり性交自体を工夫する
血流を促す食材を毎日の食事に取り入れたり、緑色の野菜や魚介類、ニンニクや玉ねぎなどアリシンを含む食品など、精力が付く食事を積極的に作ってもらうことでED改善を目指すことも可能です。
また、新鮮味のない淡白な性交をするのではなく、経験したことがないシチュエーションで性交したり、セクシーさを増す下着やアダルトグッズなどを使用するといった工夫も有効だと言えます。
妊活を一旦忘れて愛情確認のための性交を行う
男性の勃起不全は精神的な部分での問題が大きく関わってくるので、一旦妊活を忘れお互いの愛情確認のために性交を行うという方法も非常に有効です。
余計なプレッシャーから解放されただけで、EDの症状が改善されるといったケースもあります。
EDの治療薬を使用する
バイアグラなどのED治療薬を使用して性交を行うといった方法も非常に効果的です。
根本的な改善ができるわけではありませんが、バイアグラなどを使用することで男性としての自信を取り戻すことで、精神的な原因が取り除かれ、飲まなくてもEDの症状が出なくなる可能っ制もあったりします。
まとめ
今回は、「夫婦で協力してEDを克服するという選択肢」について解説してきました。
結婚後にEDを発症してしまう男性も多いですが、なかなか1人では改善できるものではなかったりします。
情けないという気持ちが芽生え奥さんになかなか言えない気持ちもわかりますが、夫婦で協力して取り組むことで克服できる確率は大きくUPするはずです。
ぜひ妊活の時期にもかかわらず勃起不全で悩んでいる男性は、正直に奥さんに相談してみてはいかがでしょうか？
当院では、鍼灸治療を中心とした治療をやっております。
