EDになると性交渉ができない?

EDになると性交渉ができない?

EDになってしまっている男性は、緊張を強いられるような場面や刺激が強いケース、つまり 交感神経が活性化している時は勃起しにくい状態 です。

男性機能が正常な場合はそれでも普通に勃起をすることはできるのですが

EDの方はそういう場面で勃起するのは大変難しくなります。

ですので、EDの方は初めての相手よりも長年連れ添っているパートナーの方がうまくいくことが多いのです。

EDになってからといって、性交渉ができないわけではないです。

あと、質問が多いのが

マスターベーションができるのでEDではない?

と思われている方が多いのですが

 これは、違います。 

性交渉は、自分以外の誰かを必要とする行為です。
私達は他人と一緒にいると、それがどんなに親しい人であっても
緊張は多少するものです。

緊張した状態では交感神経は活発になっているので特にED(勃起障害)の方は勃起するのが難しくなる傾向があります。

自律神経は、交感神経(こうかんしんけい)と副交感神経(ふくこうかんしんけい)の2種類に分けられます。両方の神経が、各器官を、その機能の恒常性を保つように制御しています。この恒常性をホメオスタシスと言います。

起きている間に活発に動いているのが交感神経で、寝ている間やリラックスしている状態が副交感神経なのです。

 

マスターベーションは他人を必要としない行為ですので、他の人と一緒にいるときのような緊張を強いられることもありません。このようなリラックスをした状態では、副交感神経が働いて勃起しやすくなります。ですのでEDの方がマスターベーション時には勃起しやすいのはこのためです。

ですので マスターベーションができるかどうかは、EDであるのとは関係はない のです。

 

太った人はEDになりやすい?

当院にEDの治療で来院されている方に多いのが

西洋医学の病院で、メタボリック症候群と診断された!

という方が多くいます。

これは何か?といいますと

内臓脂肪が原因で脂質異常症(高脂血症)や糖尿病を引き起こすのを

メタボリック症候群

といいますが、これらの人の多くはEDである事も多いです。

その原因は、内臓脂肪が産生する活性酸素にあります。活性酸素は体内の抗酸化物質によって健康な状態であると排除されるのですが、活性酸素の量が多くなると、排除されない活性酸素が体内に多く残ります。

その状態を酸化ストレスと呼びます。

この酸化ストレスはEDを考える場合に非常に大事になってきます。

酸化ストレスが高い状態、つまり活性酸素が体内に多く残っている状態では、血管や神経、筋肉の細胞が損傷しています。

この状態が続いていくと、神経や血管内皮からのNO産生量が減ってきて、血管が拡張しなくなってしまって、十分な血液量がペニスにいかなくなってEDになるメカニズムとなります。

ですので、 内臓脂肪が多い人つまり太っている人はED(勃起障害)になりやすい のです。