ED治療で知っておきたい2つのストレス

2つのストレス

EDを引き起こすストレスには2種類あります。
一つ目には交感神経を活性化する外部からのストレス
二つ目には活性酸素の増大によって起こる酸化ストレス

の2つです。

EDを改善させるには、この2つのストレスをとることが重要です。

外部ストレスは、社会的ストレスとも呼ばれる事もあります。
つまり交感神経が活性化したりするので比較的、日々ストレスにさらされやすい
都会に住んでいる方に多いようです。

酸化ストレスは、活性酸素が多くなることで発生します。
活性酸素がペニス等の神経や血管を傷つけて一酸化窒素(NO)を減少させる働きがあります。

つまり、[su_highlight background=”#fbe83a”]ストレスの原因を取り除く[/su_highlight]のと、[su_highlight background=”#fbe83a”]血管や神経の状態をよくする[/su_highlight]のが
ED治療に大事になってくるのです。

また、日頃、性交渉をほとんどしない生活を送っている人は、勃起する必要もないので
EDでも関係ないと考えている人も多いのではないでしょうか?

しかしながら、EDは単に勃起しにくい。というだけの症状だけではなくて血管の異常に原因がある生活習慣病です。EDの状態ですと、他の生活習慣病にかかる可能性も高いです。ですので注意が必要です。

また、逆にセックスレスの原因が実はEDにあるという可能性もあります。なかなか勃起せずに性交渉が終わってしまうことでパートナーとの関係が気まずくなって、結果的にセックスレスとなることも多いので注意が必要です。

 

年齢が高くなるとEDになる?

ある程度の年齢になってくると、様々な身体の体調と付き合っていかなければならないです。
確かに高齢になればEDになるのは傾向があります。しかしながら、男性の場合は80才になっても性交渉ができますし、子供をつくることも可能になってきます。ですので諦めないことが大事です。

 

 

ストレスがなくなればEDは治る?

仕事の悩みや心配事のストレスで、男性機能がうまく働かなくなるのは、よくあることです。
そのストレスを軽減させることによって、EDが治ることもあります。
これは自律神経の交感神経と副交感神経のバランスが良くなっているからです。
勃起するためには、緊張や興奮ではなくて、実はリラックスした状態です。交感神経が優位に働いていると勃起しにくのです。これがストレスとEDの関係になります。

 

 

活性酸素について

活性酸素については、厚生労働省からのサイトに詳しく書かれていたので参考にされてください。

活性酸素について

大気中には、約20%の酸素が含まれており、生物はこの酸素を利用し生命活動を維持しています。酸素は、外部からの様々な刺激を受け、反応性の高い活性酸素に変化します。活性酸素は、細胞伝達物質や免疫機能として働く一方で、過剰な産生は細胞を傷害し、がん、心血管疾患ならびに生活習慣病など様々な疾患をもたらす要因となります。そのため生体内には、活性酸素の傷害から生体を防御する抗酸化防御機構が備わっていますが、活性酸素の産生が抗酸化防御機構を上回った状態を酸化ストレスといいます。

活性酸素とは

私たちが生命活動を営む上で酸素の利用は必須となります。呼吸によって体内に取り込まれた酸素の一部は、通常の状態よりも活性化された活性酸素となります。ヒトを含めた哺乳類では、取り込んだ酸素の数%が活性酸素に変化すると考えられています。活性酸素は、体内の代謝過程において様々な成分と反応し、過剰になると細胞傷害をもたらします。

活性酸素の役割と作用

活性酸素は、過剰な産生あるいは酸化ストレスによる老化、がん、生活習慣病発症との関連が注目されがちですが、白血球から産生される活性酸素(スーパーオキシド・過酸化水素など)は、体内の免疫機能や感染防御の重要な役割を担います。また細胞間のシグナル伝達、排卵、受精、細胞の分化・アポトーシスなどの生理活性物質としても利用されています。したがって、活性酸素を消去すれば良いという安易な考え方は禁物です。

抗酸化能力とは

活性酸素が、生体内で常に産生されるにも関わらず、我々が体内の恒常性を維持できるのは活性酸素から自己を防御する抗酸化防御機構が備わっているからです。抗酸化防御機構は、活性酸素の産生を抑制したり、生じたダメージの修復・再生を促す働きを有しています。

生体が有する抗酸化防御機構には、スーパーオキシドジスムターゼ、カタラーゼ、グルタチオンペルオキシダーゼなどの内因性の抗酸化酵素に加え、ビタミンC、ビタミンE、カロテノイド類、カテキン類など外因性の抗酸化物質もあります。実際には、活性酸素の産生と抗酸化防御機構が複雑に作用し合いながら生体内の活性酸素の産生と抗酸化防御機構の状態が決まります。

酸化ストレスを予防する生活習慣

通常、我々の生体内では活性酸素の産生と抗酸化防御機構のバランスが取れていますが、活性酸素の産生が過剰になり、抗酸化防御機構のバランスが崩れた状態を酸化ストレスといいます。酸化ストレスを引き起こすリスク因子としては、紫外線、放射線、大気汚染、たばこ、薬剤ならびに酸化された物質の摂取などが考えられます。また、過度な運動やストレスも活性酸素の産生を促し、酸化ストレスを引き起こす要因となります。したがって、日ごろからバランスの取れた食事、適度な運動習慣ならびに十分な睡眠により抗酸化防御機構を良好に保つことが酸化ストレスを防止するためにも重要となります。

 




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